スプリングス

隣人のスプリングスのレビュー・感想・評価

隣人(1952年製作の映画)
4.5
〈/『え...えぇぇー、、、............』/〉

【Introduction】
こんな不条理な世の中で
のんびり過ごすなんて虫のいい
話なんかない
はかなく脆い人間は
他者との接触により
人の道を外れてゆく
事件や事故を避けることは
できない
はなしあいさえも
なにもかもが
いみの無いものに成り果てる

【Review】
映像情報基礎技術という授業で鑑賞。
ピクシレーションっていうアニメーションの作画技法の例としての作品でした。
(ピクシレーションとは実写のコマ撮りアニメーションのことです)

ざっくりあらすじを説明致しますと、、

あるところに、2人の紳士達がいました。
2人は隣同士の家に住み、それはそれは仲良く過ごしておりました。
しかしある時、彼らの関係は一変します。
一輪の花が、前触れもなく咲いたのです。
その花はとても美しく、また、良い香りがしました。
問題なのは咲いた位置です。
なんと、紳士達の家のちょうど[中間]に咲いたのです。
紳士達は花を愛で、魅了され、狂いました。
紳士達の花を巡る戦いが、この瞬間始まったのです。

────みたいな感じですね〜、はい。

まず、、前半楽しすぎな!
大の大人が花の香りに魅了されてはしゃぎ回るってこんなに面白ぇんだってちょっと発見でした、笑。
無邪気な大人って見てて和むわぁ〜。。
(フレーム数を間引いて軽快さを際立たせていましたね)

ただ...後半一気に雲行きが怪しくなっていきます。
『え?ちょっとやり過ぎじゃね??』
『わーわーわー酷いなぁ、笑』
『あれ、、顔が......え?...嘘やん......』
『マジかそこまでするか!!』
『え...えぇぇー、、、............』
『─────(絶句)─────』
と...こんな反応になってしまいました、苦笑。。
じゃれ合いが喧嘩に発展するとかは今まで見たことあるけど....ここまでのは初めてだったなぁ。
(国同士の資源を巡る争いを連想させられましたね...)
いやぁスゲェもん見た...。
怖ぇ怖ぇ(-。-;、、。

YouTubeでも観れますので是非ともどうぞ!!

【digression】
余談ってか雑談なんですが、最近甘酒にハマってます。
なんか夏バテ予防として飲んでたのですが...美味しいねあれ。。