◆あらすじ◆
元海軍のエディはショッピングモールの警備員として働くことになった。エディが巡回していたところ、少女が助けを求めて玄関を叩く。ただならぬものを感じたエディは少女を中に入れて介抱する。そして、その後、少女を追って男が現れるのだが...。
◆感想◆
ショッピングモールの警備員たちが謎の武装集団と戦う作品であり、非常に分かりやすくなっているので、シンプルに楽しめると思います。ストーリー上の細かい設定はほとんど意味を成さなくなるので、とにかく戦闘するシーンを観る作品だと考えて良いと思います。
主人公のエディ（アントニオ・バンデラス）は元海軍という肩書きどおり、非常に強く、緊急事態にも冷静に行動できる人物であり、彼の行動の全てが本作の見どころだと思います。
本作ではエディ以外の警備員たちも弱気だったり勇敢だったりとそれぞれ個性があって、エディに促されて武装集団と戦うシーンは面白かったです。もちろんエディ以外の警備員は一般人レベルで特に強くないですが、それぞれ頑張っていて感情移入しました。
敵の武装集団はボスのチャーリー（ベン・キングズレー）の指揮のもと、ショッピングモールに襲撃してきます。チャーリー演じるベン・キングズレーの存在感が大きくて、強敵感に満ちていました。
ストーリーの鍵を握る少女・ジェイミーは幼いながらも勇敢で、自分から身を守るために戦おうとする意志を見せていて、観ていてとても好感の持てるキャラクターだと思いました。
ショッピングモールにある物を使って防備や罠を仕掛けて籠城戦をする展開がとても楽しいです。限られた空間の中でエディを始め、警備員たちがそれぞれ行動するアクションは見応えがありました。
なかなか面白かったと思います。
鑑賞日：2023年9月9日
鑑賞方法：BS日テレ
