備前長船

チップス先生さようならの備前長船のレビュー・感想・評価

チップス先生さようなら(1969年製作の映画)
3.4
監督はハーバート・ロス。
今作はNHKが喜びそうな真面目で固めな作品だが、ダンス映画「フットルース」やコメディ映画「摩天楼はバラ色に」なども撮っていて作品に統一性がない。
いい映画だがやはり固めでエンターテインメント性に欠ける部分はある。

主役はピーター・オトゥール。
世間的には「アラビアのロレンス」だろうが、自分的には「ラストエンペラー」の家庭教師が印象に残っている。

戦争の影響があるが、そのシーンを出さないのが良かった。
でも151分は長すぎる。
「アラビアのロレンス」は207分なので、ピーター・オトゥールは長尺に縁があるのかな。
教師ものなら「いまを生きる」がお薦め。
備前長船

備前長船