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いつも月夜に米の飯のssr701のレビュー・感想・評価

いつも月夜に米の飯(2017年製作の映画)
1.0
ファミコンの高橋名人のお誕生日ということで
お祝いの意味を込めまして
高橋由美子が出ている作品を見てみます(無関係)

冒頭から水着を買いに行くという
女子高生のキャピキャピな会話から始まって
しかもビキニということで純真なボクは
ほほを赤らめて戸惑うばかりですが
名人を祝うという大義がありますので(無いです)
仕方なく視聴開始です!

(以下ネタバレあり&徒労感あり&読む価値なしです)

主演のチヨリ役を演じるのは山田愛奈です
モンスターハンターのCMに出ていたとのことで
強引ながらゲームでつながってやや満足です

チヨリの母親レイコが失踪したとのことで
東京から新潟へと戻ってきます
居酒屋を営んでいた母親は
男とも営んでしまうドスケベだったので
昔から折り合いが悪く疎遠になっていたようです

周りの大人たちはチヨリの目の前でレイコの男や金の
だらしなさを責めまくるのですが
ただひとりの従業員のアサダ(和田聰宏)だけは
最初から味方で彼女を優しく見守る存在で
彼女も彼に安らぎを覚えていくことになるのでした
ボクもこんな落ち着いた大人になって
女子高生に慕われたいものです
(ファミコンとかキャピキャピとか言ってる時点で不可能)

チヨリはそのうるさい大人どもを「出てけ!」
と追い出すなど勝気な性格です
しかし一人カラオケでまったりとしているところに
「部屋を間違えた」と入ってきたバカ男ふたりの
「おごるから一緒に歌おう」なんて言葉にだまされて
酒を飲まされ襲われてしまうことに…
ここも出てけ!と一蹴するかと思いきや甘いですなあ…

服をはだけられ肩や背中のあたりにチュッチュされてしまい
足もつかまれるという危機に陥りますが
カラオケの機器であるマイクでぶん殴ることによって
男どものマイクのスイッチはオンになることもなく済むのでした
(こういう表現がもうおっさん臭い)
まず両手両足を縛って口をふさいだうえで
動画を撮影されてそれをチラつかせながら
静かに襲われたらどうするつもりだったんですか!
(なんか生々しい説教)
何とか事なきを得てアサダのクルマで帰ることになるのですが
酔いが回って車中でゲロを…
ここは映らなくてよかったですホッとしました

眠っている間に回想シーンとなるのですが
幼少期のチヨリの可愛さときたらもう最高です
彼女が高く持ち上げられるシーンがありましたが
この可愛さにボクの方こそ天までのぼるような気持ちになりました
ここからずっと幼少期のエピソードだったら良かったのに…!
何らかの超常現象で幼女に戻る話になればいいのに…!
そして冒頭のビキニの話につながればいいのに…!
誰もがみんなそう思うようにボクもほんの少しだけそう思いました
この作品のピークはここでした
感動をありがとうございました

~糸冬~

いかんいかん
幼女好きを包み隠さず前面に出すあまり
終わってしまいました
モチのロンでジョークですからネ!
…さて気を取り直して視聴再開です
もうちっとだけ続くんじゃ(亀仙人)


お客さん役でMEGUMIが出てきます
小池栄子とMEGUMIは結婚した後も30代40代になっても
女優として映画やドラマで活躍しているぞと
タイムマシーンで昔のボクに伝えて驚かせてあげたいです
わざわざそんなことを伝えに来るとか
未来のボクは実にしょうもない人生を送っているんだな
ボク自身は何にも活躍していないんだなと絶望することでしょう
ちなみにMEGUMIのウィキでは今作は無かったことにされています


セクシー美女ミヅキ(竹富聖花)の出現で焦りが生まれたのか
アサダの「一緒に暮らそうか」の冗談も受け入れて
なんとドッキドキの共同生活のはじまりです!
着替え中とは知らずにうっかりドアを開けて
キャッ!エッチ!も…もう!ノックぐらいしてよね!
という展開が… 無いです
はいスタッフ正座して並べ(教育)

しかしです!その展開を経ていないのに
何故か不思議とどうしてなのか早々にふたりの仲は急接近!
ついには家族になりたい!
とアサダの方から言い寄るという展開に…!
これはいい夜が待ってるに違いありません!(おっさんちょっとだまれ)
…と思いきやなんとアサダは
「レイコ(←チヨリの母)と結婚したい」
「俺の娘になってくれ」と宣言!大逆転悲劇が待っていたのでした…

しかしこの恋心を告げぬままでは…と
打ち明けようとしたその時に母親レイコが突然帰ってきます
この母親が高橋由美子です

今作はいくつかのチャプターに分かれていて
料理名のサブタイトルが表記されるのですが
このチャプターは「他人丼」です
親子丼じゃないのか… いやなんでもありません


レイコはなんと2か月も行方不明になってたのに
悪びれる様子もなく平然としています
「アチチッチ」を歌ったところで
どうにもならないくらいの冷え冷えムードになります

レイコは借金と暴力のダメ男に愛想をつかして
帰ってきたとニッコニコで報告です
なんやこいつは…
こいつのせいで冒頭の友達のビキニ姿が
見れなくなったかと思うとボクも怒りがおさまりません

しかしチヨリのスマホに友達が海で遊んでいる時の画像が届いて
まあ少しは気が晴れた…かと思いきや
なんとジュースを持って胸元を隠しているのです!!!
あ ほ か ! ! !
やるならやる!やらないならやらない!
いつも言ってるでしょうが!
あれか! 恥ずかしいんか? ん? それならすっこんでろや!
わずかなギャラでも全部コンビニの募金箱に突っ込んで来いや!

まあここは高橋由美子の「笑顔の魔法」を聞いて
怒りを鎮めて視聴続行です
最後の正統派アイドルと言われた高橋由美子のその後も
タイムマシーンで(以下略)

1週間もひきこもってしまったチヨリを
アサダも心配して部屋の前で声をかけて元気づけます
チヨリも心の整理がついたのでしょうか?
この際「友達でいいから~♪」な気分になったのか
夜になって部屋から出てきます
しかしアサダは自分が元気になってしまったらしく
レイコとチュッチュしてイチャついているところだったのでした…

さらなるどん底に落ちて家の前にたたずんでいると
幼馴染の酒屋の息子がクルマで登場
あっさり乗り込みホテルへと連れ込まれます
カラオケでもそうだったけど隙がありすぎですなあ…
でこれからおっぱじまるぞ!という瞬間に暗転して
いきなり朝の田園風景の中をクルマで走っています…
なんですかこれは!
田んぼとかお米とかそういうことで察しろってことですか!
なんて下品な作品なんでしょうか!
神経を疑いますよ!
ま…まあそれはともかくとしてです
このまま東京に行こう!とかチヨリが言い出して
暴れるのでクルマは
電柱へと衝突してしまうのでした…

軽いケガで済んだのですが
アサダは「なにやってんだ!」と酒屋の息子に鉄拳制裁です
おまえこそナニをヤってんだ!とばかりに
チヨリも「父親ヅラするなよ誰のせいだよ!」と逆恨みです
するとアサダは「悪かった ちゃんとあんたの父親にならせてください」
と唐突に宣言です
覗き見られたことには気づいてたのでしょうか?
あとチヨリのことを「あんた」って呼んだの
この時だけだと思うんだけど何故なのでしょう?

場面がお店に変わって客からの言葉で
結婚が決まったことが明かされます
時間がなくて巻きが入ったかのように
結婚式へとなだれ込みます
どうせ店でやるこじんまりとしたものだろうと
思いましたが和装のわりと大掛かりな式です
そこできれいに着飾ったチヨリが
ふたりへのメッセージを読み上げるのですが
なんとそれがアサダへのラブコール!
「私と結婚してください!」
母娘との三角関係とかボクの脳内から
願望を抜き取ったパクリなんですけど
さすがにこの修羅場は思いつきませんでした

レイコはビンタをして黙らせようとしますが
完全に逆効果でビンタを返されたあと
「あんた散々好き勝手男作って遊んできたじゃん
私はアサダさんがいいのアサダさんちょうだいよ!!!」
とマシンガンのようにまくしたてます
二人はつかみ合いになり収集がつかないので
ここはアサダが「すべて私の責任です」と深々と土下座することに…
私がイケメンすぎてごめんなさいとでも言わんばかりです
ボクもこんなかっこいい土下座をしてみたいものです(不可能)

また暗転して場面はお店へ
アサダは家を出ることになったようです
しかしこの期に及んでチヨリはアサダに着いていくつもりです
ホラーかな?
しかしアサダはハグで何とか気持ちを静めさせてその隙に
クルマで逃走です
ここで酒屋のクルマが駆けつけてカーチェイスするかと
期待したのですが残念でした

チヨリは東京に戻るのですが
新潟に行っていた3か月ほどが響いて単位不足となります
そこで退学して調理師の道へと向かうことにします
もう時間ないし話を広げず終わってほしいんですけどね
すると新潟の観光雑誌の中から
アサダが勤めている料理屋を発見!!!
そこの面接を受けに行きます 怖いよ…
頭がBugってるってことでよろしいでしょうか?(むりやり高橋名人とつなげるなよ)

つーかアサダも新潟にいるんかいな!
普通もっと遠くへ行くでしょ!


そしてチヨリが自分の手料理をまた食べたい?
とアサダに問いかけ
無感情の表情でまっすぐに見つめるところで
エンドロールとなるのでした…

前半はホームドラマ風だったのに
いつの間にやらホラーになっていて
変だな~変だな~(←稲川順二)と思う作品なのでした…


ん? 終わりと思ったらエンドロール後に大オチがありました!
アサダとチヨリが結婚してるやん! えぇぇ…
料理と一緒に美味しくいただきました…ってことかいな!
最後に「親子丼」のサブタイトルが出たら完璧で
ここだけで5.0点を叩き出していたのに惜しいなあ…
1.0点を減点しておきますね!

最初は料理がいろいろ出てきて話に絡みそうだったのに
その設定も忘れられた感じだったし
親子丼でした!という大オチのためだったのか!
と思えばすべてが許されたはずなのに残念すぎます
でも幼女の出番があれだけだったのは絶対に許せません!
ここも減点しておきますね!!!


余談
ビキニの胸元を隠しているのは小倉優香でした
いやあんたグラビアで水着姿を散々見せといて何やってんの
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