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74歳のペリカンはパンを売るのmakiのレビュー・感想・評価

3.0
続けることの難しさ、そして、どんなにテクノロジーが発展しても積み重ねた時間でしか語れない、変わらないことの価値。

昭和17年創業、2-3年後から、喫茶店等への卸売業を軸に、食パンとロールパンのみ作り続けてきたペリカン。
身近にあったら毎日食べたい。

このドキュメンタリーは、途中まで何のために制作しているのだろうと謎すら感じるものの…(苦笑)、終盤、常連の男性の話は最もいい言葉が聞けて、このあたりから、この映画は意気込みはしっかりある4代目が、先代の想いやその価値をさまざまな人から学ぶためのものだな、と思うと少し腑に落ちた。

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作品の企画・制作と配給までやっている会社、見かけないなと思って調べたら、別の作品も鑑賞済み。どちらも題材が自分の好みだけど…映画制作って本当に難しいんだろうなぁ…。今後、企画・制作も続けるのかな?
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