あ

光のあのネタバレレビュー・内容・結末

(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

もうこれ以上ないほど声が出ちゃうほど絶対的な瞬間、カットがいくつもある
特に作中に出てくる映画のラストシーンの音声ガイドがどうなったか判明する場面で映画の画面ではなく中森さんの顔が映るという演出がよかっためっちゃ声出たその後のタイトルが出てエンドロール、エンドロールの中に映画館で見ているほかの人たちの表情の流れが良すぎずっとえー!わー!えー!ー、!みたいな感じで感情忙しかった
映画館でみたかったなあ
音声ガイドをつけると映画を見れるようになる
スマホを使って信号の色がわかれば見える人と同じように街を歩けるようになる
そうやって技術の発展で目の見える人見えない人が同じように生きていける世界に進んでいっているつもりだったけど、視覚障害の人に「でも目の見えない人は音声ガイドがなくなって映画が見れるし、スマホがなくたって信号を渡れる。何かがないと普通になれないという絶対的な違いがある。逆にそういうものがなかった時より違いがはっきりとなった」と言われたことを思い出した。
なんでそれでも映画を見るのかと聞いた時
ただただ一緒にいたいということだった
ただただ人と居たい そういう小さな祈りみたいな営みが映画館とか映画そのものが背負ってる大きな役割であるのだと思いました
同じにはなれないよね違う人なんだからそれは目の見えない人も見える人も一緒で
ただ一緒に居れたらいいよね
あ