リブートされたバットマン。
ヴィジランテ活動始めて2年目という新米なんだけど、過去一暗いが、最もリアルよりに成立させてみせた。
元々探偵キャラだった原点回帰し、リドラーという名のシリアルキラーを追い詰めていく過程で自分の闇とも向き合わないといけない…ああ！DC作品って感じ。
アクションに重きは置いてない。
バキバキに決まったかっちょいいショットもある。でもやりたかったのはノワールなんで。その心意気は評価したいが、いかんせん177分は長すぎた。
編集が悪いのか、似たような暗い絵面が続くからなのか。その両方だろうなぁ。
ノーランの緊張感には及ばないし、ザック・スナイダーのバッツのような重みもない。
でも悪役リドラーの描き方がすごく現代的だと思う。演じたポール・ダノがかなりイっちゃってたのもあるけど、もはや特定個人がどうこうする悪役じゃないってのが妙にリアリティ感じたんすよね。
ラストのあいつはバリー・コーガンが演じてるらしいので、続編はまた違った意味でヤバくなりそうですね。
