てるる

炎のてるるのレビュー・感想・評価

(1975年製作の映画)
3.8
後に数々のインド映画で引き合いに出されるレジェンド的作品。

泥棒稼業で生活するヴィールとジャイが盗賊に悩まされる村を守ることになるというストーリー。

観てて「七人の侍」を思い出したんだけど、実際に七人の侍のリメイク「荒野の七人」が元ネタの1つらしい。
「明日に向かって撃て」なんかも入ってるかも。

そこにインド映画らしいコメディにロマンス、ダンスなどを加えた約3時間半の大作。
長いんだけど意外と飽きずに観られる。

ヴィールとジャイのコンビはもちろん、超絶おしゃべりのバサンティが好き。
彼女の決死のダンスシーンは見応えあり。

ヒトラーなのかチャップリンなのかよく分からんドジっ子刑務所所長なんかめちゃくちゃ良いキャラなのにあれだけなのもったいない。

ガッバルもなかなかのゲスいヤツなので最後はもっとやれ!てなったけど、あれはちょっと物足りなかったな。
しかし村長の足技はお見事でした👏

アミターブ・バッチャンはこの映画を機にブレイクしたらしいけど、確かにこのキャラはファンが付くだろうなと。

とりあえず「スーパー30」の舞台劇はこの映画のシーンを演じてるらしいけど、前に観た時はそれ知らなかったので「スーパー30」をもう1回観たくなった。

U-NEXTでもうすぐ配信終了になるらしいので気になる方はぜひ。
JAIHOでも配信はされてますが、U-NEXTの方が圧倒的に加入者多いと思うので…。
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