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バルコニーのVのレビュー・感想・評価

バルコニー(2015年製作の映画)
3.7
「人は空白を想像で埋めようとする」がこの映画のテーマになっており、併せてあらゆる差別・虐待・いじめ・偏見などの社会問題描いた作品。

ブルーマインドに似た“私たちの社会に限りなく似ているけど違う社会”を描きだし、その中でやや歪な友情を形成している2人。
途中微笑ましいなと思っていると…

私たちも断片的にしかこの映画から彼女たちの人生模様を把握することしかできない。
でも現実もきっとそんなところだろう。

見えない部分が大半で、みんな勝手な憶測でその人の人となりや人物像を作り上げていく。
無意識にやってるいることだが、どれほどそれが恐ろしいことなのかを表現していた。
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