B級かと思いきや、わりとちゃんとしてて楽しめた。小粒の良質ダークホラー・ミステリーという感じ。なんというかシッチェス映画祭的な。演出はちょっとベタなところもあったけど。
ほぼ主役とも言える死体役の女性の美しさに支えられてた感もあり。ほんとの主役の親子も悪くなかった。息子の彼女ははじめに登場人物紹介的に出てきたのみだったので、そのうち死ににやって来るんだろうと思ったら案の定だった笑
要は大昔の魔女狩りで拷問された無実の女性の呪いが永遠に、生きている人間の生を奪って復活するまで続く(たぶん)、ということなんでしょう。
ラストの足のアップで「ピクッ」と来るぞと期待してたら案の定のベタさで笑ったが、あれはあれで、「結局全て親子の幻覚だったのかも」と思う視聴者に対して「幻覚じゃないよ」という合図として必要だったのかもしれない。
ところでビデオ撮影してたのはどうなった？
