『シティ・オブ・ゴッド』のレビューで、このドキュメンタリーの存在を知りました。そうじゃなきゃこの作品はスルーしてたと思います。Filmarksユーザー様に感謝、感謝です。
内容はタイトルの通りで、素人の演者たちはいま何をしているか?と、10年後の近況を映しだしています。
映画に出たことで、エンタメの世界で活躍している人、過去の栄光から抜け出せずにいる人など、かなりリアル。
10年の間に犯罪を犯してしまった人も、もう映画に出たことなんて忘れたいね、みたいな人へも取材しているところがすごい。
いまだスラムに生きる人たちなので、お金に困って出演料目当てで出たという可能性も否めませんが……。
特に、当時の出演料をぶっちゃけてるのが興味深かった。リトルゼは出演料の一部でパソコンを買ったけど、4年で壊れたと告白してました笑
低予算であれだけの少年らを集め評価されたのだから、興行として大成功なのは間違いないでしょうね。