みゆたん

真夏の夜の夢のみゆたんのレビュー・感想・評価

真夏の夜の夢(1935年製作の映画)
4.0
シェイクスピアの真夏の夜の夢(もしくは夏の夜の夢)知ってる??

イタズラ妖精があんなことやこんなことぶちかましやがったせいでドタバタしまくるラブコメ的なヤツなんだけど、ま、詳しくはWikipediaでも見てちょ(なんやそれw)

もともとは舞台なんだけど(シェイクスピアだしね)何度も映画化もされてる名作。超絶面白い作品よん♡

あ、ちなみに舞台だと
劇団四季のライオンキングとかでお馴染みの独創的な演出家ジュリー・テイモアが手掛けた「夏の夜の夢」(レビュー済)ってのがあるんだけど、コレは鼻血どころか体中の汁という汁を全て吹き出して即死するレベルで感動する超絶オススメ作品。DVD買っても絶対損しないと思う!
てか、コレは見とかないと人生損するレベル!!

ま、それはさておき今回見たのが1935年版の映画よ。
これまためっちゃ見たかったの♪

何故かと言えば
「真夏の夜の夢」の一番の爆笑ポイントであるお祭りの日に披露する予定の素人演劇の練習をぶち壊された挙句、頭だけロバに姿を変えられる可哀想すぎるお調子者役を演じるのが あのジェームズ・キャグニーなのよ!!

あのジェームズ・キャグニーがお調子者だよ?
全く想像つかんやんか!!

ん?もしかして置いてけぼりくらってる??

んとね~
ジェームズ・キャグニーといえば、生まれ持ったマフィア顔のおかげで1930年代ギャング映画のスターとして一世を風靡した冷酷無比イメージ抜群の俳優さんよ。
そのキャグニーがマフィアの マ の字も出さずに、お調子者として はっちゃけまくった挙句ロバに変身する姿を想像してごらんなさいな。
めっちゃオモロイやんw

てなわけで
おそらく 話のメインだと思われる親から結婚を反対されて どうしたもんかと悩んでるカップルのラブコメ話はそっちのけで、ひたすらキャグニーさんを楽しむためだけに「真夏の夜の夢」見たった!!!

いやぁ~
キャグニーさん
めっちゃテンション高かったわ
めっちゃ調子に乗ってたわ
でもあの顔だから危ないクスリの効果でラリっててテンション高いかと勘違いしたわ(おいw)

キャグニーさんのラリっぷり()に私もテンション上がったんだけど、それ以上にめっちゃテンション上がる事案が発生したw

なんとイタズラ妖精役が あの芸達者子役でお馴染みのミッキー・ルーニーなんだもん!!
何故かフィルマのキャスト一覧にも名前のっとらんし、全く知らんかったから 登場した瞬間、興奮しすぎて鼻血吹き出た笑

ミッキールーニーもまたテンション高すぎるくらい高いヤバいキャラだったけどこの子は本気でラリってたのかもね(え?)
(そのあたりはハリウッドの闇とかでググってちょw)

あ、ちなみにコレ ジャンルとしてはミュージカル。特撮も駆使した妖精たちの歌うシーンとか普通にテンション上がる♡

もうね、ミュージカル映画ってだけでもテンション上がるのに、マフィア顔でお馴染みのギャグニーの顔芸も堪能できるわ、予想してなかったミッキー・ルーニーにも会えたしお得感満載よ。

超絶オススメ!!
めっっっっちゃ面白かった!!!!
みゆたん

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