２０１５年にニュージーランドでつくられたジョン・レイング監督作品。ニュージーランドからトンガまで航海に出た４人の男たちが乗ったヨットは洋上で転覆してしまい……。
実際にあったお話らしいですね。１１９日間ものあいだ良くもまぁ洋上で生き延びたもんですが、うん、いくぶん教訓めいた話をすると、これは普通に暮らす我々にも当てはまりますわね、和を持って尊しとなす、とでもいうかね。
生き抜くためには「頭を使え手を動かせ」なんですが、しかしやり尽くした末には神さまに祈るしかないでしょう。が、うん、やっぱりこの世でもっとも尊きものは運なんじゃ？
いま栃木で起きている山火事のど真ん中の町に実家がある私としては映画なんて見ている場合じゃないんですが、しかし映画でも見ていないとやりきれない気持ちもあってね、行ったってなんの役にもたたないし、コロナ怖いで邪魔扱いされるのがオチだしね、ゆえに神さまに祈るように鎮火を願っているんですが、すこし収まってきたのかな？ が、油断はできんわな、雨降っておくれー。
