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アバンダンド 太平洋ディザスター119日のはのレビュー・感想・評価

2.1
ニュージーランドからトンガへのヨット旅の途中、大波を受けて船が転覆。
おっさん四人が毎日イザコザを起こしながら漂流する。

ジャケの人は一番目立たない。
この人だけ普通で、あとは全員自己中。
ドジっ子属性のジジイ、常にイライラして周囲に当たり散らしてるおっさんと、一見この二人がトラブルメーカーのように見えるのだが、一番おかしいのはどう考えても主人公である船長。
他の三人はぶっちゃけこいつの杜撰な計画の被害者。
それに一切気付くことさえなく、自分が導いてやってると言わんばかりの上から目線で、「もっと悪い状況にならなかった事を神に感謝しろ」などとのたまい神経逆撫で。
そして表面的には落ち着いて見せながら、航海日誌(ナレーション)では乗員たちをディスり続ける。
そりゃこんな奴と居たらイライラも止まらんわな。

と、イライラしてる登場人物達をイライラしながら観る映画。

ラストの後日談笑った。
船長、あんたやっぱ嫌われてるよ。
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