3人の女性が主人公の3話オムニバス。
1話：厄介なクライアントに付き纏われる弁護士(ローラ・ダーン)が窮地の末に取った選択の是非。
2話：新しく建てる家のちょっと変わった屋外装飾品に拘る妻(ミシェル・ウィリアムズ)は夫のさり気ない気配りが見えていないようだ。
3話(最終話)：牧場で働く素朴な娘(リリー・グラッドストーン)と夜間学校の臨時教員(クリステン・スチュワート)とのささやかな交流。
どれも驚くような大きい展開がある訳ではないけれど、きめ細やかな映像描写が行き届いている。最後3番目の物語は真の人物像や背景を窺い知ることができたのもあって着地の切なさが沁みた。
