Jimmy

バーレスクの貴婦人のJimmyのレビュー・感想・評価

バーレスクの貴婦人(1943年製作の映画)
3.6
バーバラ・スタンウィック主演のミュージカル映画でクライム映画、そして恋愛映画……といった娯楽作。
ウィリアム・A・ウェルマン監督作品🎥

オープニングは、楽屋の化粧台の鏡に「クレジット・タイトル」を描いており、そのクレジットに本作の原作として「Based on the Novel:G-String Murders」(by ジプシー・ローズ・リー)も映るので、「おっ、殺人事件の映画?」と思って観ていると、始まるのはミュージカル…😄笑

大勢の女性たちが舞台で踊り、この劇場スタッフは「オペラよりも女性さ!」といった軽いノリ。
バーバラ・スタンウィック主演と表記されていたので、大勢の露出度が高い女性たちの中を探していたら、彼女はこの劇場のトップスターであった。また、バーバラ・スタンウィックも露出度高く、腰や身体をゆすって舞台の上で踊って歌う姿は、楽しい(^^)

劇場では、圧倒的に女性たちの踊り子が多いが、合間に芸人のコーナーもある。その芸人のひとりがバーバラ・スタンウィックに惚れているが、彼女は「芸人なんて…」と相手にしなかった。でも、だんだんと気になる存在になっていく恋愛映画になっていく。

…と思ったら、踊り子女性が殺されたり、銃をぶっ放したり、の展開になっていくが、クライム映画としての緊張感はさほど無し。

まぁまぁ楽しい映画であり、好みの女優=バーバラ・スタンウィックをふんだんに観られるので、評点アップ…🤣笑


なお、このDVDでは冒頭『バーレスクの女(Lady of Burlesque)』との日本語タイトルが表示されるが、『バーレスクの貴婦人』という邦題もあり。
個人的には、前者の邦題の方が内容にしっくり来る感じ。
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