たかすぎ

22年目の告白 私が殺人犯ですのたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

「時効って何だよ‼️💢」

誰もがそう思うんなら、警察でさえそう思うのなら何でもっと早く法改正しなかったんだろうか

「何でこんな目に遭わないかんのですか❗️」
遺族がそんな事を言い残し飛び降りる必要の無い世の中であるべき、じゃなかったか

オープニングの演出がリアル染みていて良いんだけど、絞殺シーンが多めなので苦手な人は注意ね⚠️
小泉総理や阪神神戸大震災など当時の実際のニュース映像も多めに使われてるんだけど、今作は韓国のリメイク版
あちらの方はカーアクションもあるらしいよ


何しろ、みんな足が速い
警察はもっと身体鍛えとかなきゃダメじゃない?
たまには圧倒的強さな警察を観たいなぁと思ってしまうね
こういう無能警察パターンて、もうありきたりで見慣れてきたよ正直
犯罪者がサイコで当たり前な時代に変化していくのなら警察側もどんどん変わらなきゃいけないんじゃないの?ってそういう所をリアルに考えてしまった

いつまで待っても警察も誰も犯人の元へやってこなかったなんて事も
「初めまして、私が殺人犯です」などとしれっと言わせるのをテレビで見てるだけなんて現実にはあっちゃいけない

わざと生かされた被害者の遺族達の心情を思うとたまらなく不快な殺人犯の生中継会見

街には犯人の書籍が並び、いたるところポスターや映像で埋め尽くされる
そんな街の中で遺族達は生きなきゃならない
しんどい😢

「私のお父さん、こいつに殺されたんだよ⁉️ねえ、何でこいつこんな本出して許されてるの⁉️ねえ⁉️」

「何であんなヤツかばうの⁉️」

遺族達の思いってやっぱりそこだと思うんだよね
人権という盾がそこに本当に要るのかって私も思うもん
大衆は知的で格好いいと持て囃し、LINEスタンプまで出る始末

5人も人を殺しておいて
大富豪の犯人は高級ホテル暮らしで高級ディナー

世間を騒がせている自称犯人・曾根崎とは別に、新たに自分こそ真犯人だと言う書き込みも出てくる
この辺で、ああそういう事かと先が読めてしまう
…と思いがちだけど、更に想定外な展開になってた😃
後半が面白い
海外だとあるあるな展開だけど、邦画だから新鮮

メディアを通じて、当時の担当刑事・自称犯人・二人目の自称真犯人が同じ場に集う
真犯人が持参してきた殺人記録は担当刑事の妹の最期
目の前に、妹を殺した真犯人がのうのうと座ってるのに逮捕も出来ない
時効になった事件の犯人だから
その兄よりも先に、曾根崎が真犯人めがけて万年筆で襲いかからなければ彼等の真相も闇の中だったかもしれないね

医者まで仲間だとは読めなかったわ~🤔遺族の結託
でもここまで大きな仕掛けだったのに、それでもまだ真犯人は一枚上手なのか…

誰も気付いてないみたいだけど
やたら言動派手な演技性の完璧主義者が、何食わぬ顔して常にいたよね🙂
注目浴びるの大好きでナルシストな有能タイプは要注意

反政府に捕まった過去のせいかな?PTSDの呪縛は同情するけれど、その後二番煎じで手記出版やらかすのが間抜け

大切な人がいなくなって、自分が何のために生きているか判らない人達の最終対決

殺人犯「よく頑張った」
お前に言われると胸糞でーす😌

拓巳と医者、拓巳と牧村の絆がいい

身分詐称者がひたすら多い胸糞系ではあるものの、エンドロール後の純白な光景はお見逃し無く✨
憎しみの連鎖は止まらないから、だから警察と司法が裁くべきだと思うんだよなぁ
ピアスの子よくやった👍️
たかすぎ

たかすぎ