ぬーたん

親愛なるきみへのぬーたんのレビュー・感想・評価

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)
3.3
ニコラス・スパークス原作は『きみに読む物語』が大好きで何度観たことか。それを超えるとジャケに書いてるけど?今更ながら観たが、超えるも何も足元にも及ばなかった。私にはね。ライアン・ゴズリングと比べてもナンだが、チャニング・テイタムはどう見ても頭が良さそうに見えないからセリフも何だか軽くてね。いや、嫌いでないけど。『マジック・マイク』なんかは最高でさすがダンサー!運動神経抜群で体はムキムキ!とても良かった!今作もアメリカ特殊部隊という職業は合ってはいるが。お相手はアマンダ・セイフリッド。目が大きいなあ。『マンマ・ミーア』とかの明るい役は良いけど、今作のような暗くて複雑な感じは合わなかったなあ。何か人間的な深みがない主人公2人で、どこか薄っぺらい。話の展開はいかにもニコスパらしい極端な展開だが、それもどうもしっくり来ない。『すぐに会おうね』って自分からあんなことしておいてよう言うわ~と思ってしまったけど、共感出来なかったのは特にそのキメセリフの嘘くささかな。救いはチャニちゃんの父親だ。寡黙で対人恐怖症のような感じだが、その優しさや息子への想いに泣けて来た。演じたのはリチャード・ジェンキンス。『扉をたたく人』良かった!こういう役が上手い。
ニコスパ原作本は殆ど読んでないが、原作の映画では『きみに読む物語』は音楽も映像も美しく、丁寧に描かれていて、映画として最高。あとは『ロンゲスト・ライド』も良作。イーストウッドの息子が良い。他に6作観てるがあまり出来は良くない。全体的にストーリーは似たり寄ったり。どう感動的に描くかは監督や脚本や演出の力と俳優の魅力が大きいのかな。あとは好みかも。
※おやつは今日は友人と札幌のホテルでアフタヌーンティーを食べて来た!食べ過ぎた~。美味しかった~!
※夕飯はイカと里芋の煮物。鱈のホイル焼き(玉ねぎ・椎茸・ピーマン)豚汁。きゅうりの辛子漬け。
ぬーたん

ぬーたん