8さん

親愛なるきみへの8さんのレビュー・感想・評価

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)
3.6
南部の裕福な家庭で育った女子大生のサヴァナと、特殊部隊の兵士で誠実・優しいジョンは帰省中に故郷のサウスカロライナで偶然出会う。

お互い住む世界は違うが意気投合し、2週間の限られた時間を共に過ごす。

ジョンは兵士として戦地へ、サヴァナは大学生活を送りながら互いに手紙にてやり取りを続けていく。

ジョン役のチャニング・テイタムが父親との確執に葛藤し苦悩する表情や戦地での恐怖・小さな気持ちの変化など繊細に演じています。

自閉症の子供達の為の施設を作る夢を抱く理想主義者のサヴァナを演じるアマンダ・セイフライドは、女子大生の陽気な雰囲気たっぷりです。

劇中に出てくる言葉ひとつひとつが、演者の魅せる丁寧な心情と相まって心に染み込んでくる。

ある出来事により◯◯になってしまいますが、何故◯性は待てなかったのか?人それぞれですが必要としてる時に、側にいる事の重要性が◯◯役の人にとっては譲れない部分だったのでしょうね。

便利すぎるこの時代に手紙を書く事は減ってしまいましたが、文字から伝わる何かって良いもんですよね。
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