みやこ

手紙は憶えているのみやこのレビュー・感想・評価

手紙は憶えている(2015年製作の映画)
3.7
ハラハラ ★★★★☆
せつなさ ★★★★★
衝撃 ★★★★★

《あらすじ》
ゼヴは最愛の妻ルースを亡くして以来、元から患っていた認知症が悪化。
同じ施設の友人マックスから「ルースが亡くなったときに誓った約束を果たしてほしい。君が忘れても思い出せるように、ここに全て書いてある」と、一通の手紙を渡される。
ゼヴとマックスは、アウシュヴィッツ収容所の生存者で、手紙には【ある人物を捜し出す】ための手順が書かれていた。
ゼヴは認知症の不安を抱えながらも、手紙を頼りに出発する。

《感想》
おじいちゃんのロードムービー的な感じなんだけど、内容が内容なだけにせつないし、いろいろ考えてしまう。
特にせつなかったのは、ゼヴが目が覚めると毎回「ルース?」と亡くなっている奥さんを探しているところ。
これは悲しくなった😢

記憶は曖昧のまま、手紙だけを頼りに移動しているので、とにかく危なっかしくてハラハラ💦
そんな中、途中でピアノを弾くシーンや、子供たちと話しているシーンには少しほっこりするところも😊

それだけに、この結末は衝撃的👀
気になる方は、ご自身の目でぜひ!
みやこ

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