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The Dead Girl(原題)のcometのネタバレレビュー・内容・結末

The Dead Girl(原題)(2006年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

遺体で発見された女性を巡り様々な視点から描かれる人間模様。章立てで、第一発見者「赤の他人」、「妹」は発見されたThe Dead Girl のではなく検視官(自身の姉がかつて行方不明になり、両親はそれをずっと探し続けている)、亡くなった女性の「母」、殺人犯の「妻」、といったように一筋縄ではいかない複雑な構成だが、非常に観やすく、最後まで興味が途切れることはない。もちろん後味は悪いが見応えあった。The Dead Girl にブリタニー・マーフィ、その母にマーシャ・ゲイ・ハーデン、他にもメアリー・スティーンバージェン、ジェームズ・ブランコ、ジョバンニ・リビシ、ジェームズ・ブローリンなどなど超豪華キャスト。個人的に最もグッときたのは冒頭 第一発見者「赤の他人」のトニ・コレットとその母パイパー・ローリー、まんま『キャリー』! 30年を経てのマーガレット・ホワイト再来に心底震えた。

本当に素晴らしい、はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.25」にて。現在 2024年4月のVol.27までチケット発売中。
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