あきしげ

ゴーストハンターズ オバケのヒューゴと氷の魔人のあきしげのレビュー・感想・評価

2.5
コルネーリア・フンケの児童文学を実写映画化。
『ゴーストハンター/氷の足あと』が原作です。
世界でベストセラーとなったという作品である。
『ハリー・ポッター』のVFXスタッフが参加。
アルバトロスなのにちゃんとした作品なんです。

原作もしっかりしていて、
脚本家は6人もいますし、
ヨーロッパでの製作です。

それなのにアルバトロスという落とし穴。
だからハードルを下げて鑑賞をしたけど、
いつものアルバトロスじゃなかったです。
ある意味、期待を裏切られた感じである。

怖がりで空想好きな少年、
明るくバカで憎めないオバケ、
人嫌いゴーストハンター。

この三人が繰り広げるドタバタ劇。
そう思ってちょっと期待しました。

キャラクターは如何せん物足りなかった。
確かにそれぞれのキャラクターはいいが、
もっともっと少し掘り下げて欲しかった。

全員が惜しいところまでいっている。
あと一歩踏み出せば良かったのです。
そこで踏み留まったのは非常に残念。
ストーリーも同様に物足りなかった。
子供が観る分には充分だと思われる。

アルバトロスと考えれば上出来。
吹き替えもしっかりしています。
タレント吹き替えじゃないです。
だから安心して鑑賞できる作品。

映像は悪くないし、
吹き替えもいいし、
三人の友情もいい。

ただ、全体的に物足りなかったです。
あきしげ

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