Salamet

空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯のSalametのレビュー・感想・評価

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観終わってすぐ、あの注射って何だろ?と調べてみたのだけど、
事実がはっきりしないようで驚いた。
日本は隠したいし、韓国は人体実験だと決めている。

私は韓国が好きだし、韓国作品が好きで、カンハヌルさんが好きでパクジョンミンさんの演技がみたくて観てみたのだけど、気軽に韓国チョアヨーゆーてる普段の自分が恥ずかしくなった。
戦争なんて私たちみたいなもんの意思なんて関係なく起きるものだとは思う。
今の私と同じく平穏でいたい。と願っていた若者の人生が巻き込まれていくストーリーは辛すぎる。
しかも、日本が韓国に…というのが辛すぎるわけだけど、
でも、だからこそ過去の事実として歴史を知ることや知った上で韓国を好きでいなきゃと思った。

主演のお2人の最後の熱演が物凄かった。
パクジョンミンさんは日本語あんまりなんだけど、その日本語と韓国語が混じってくる気持ちの入った言葉がとても伝わってきた。

好きな人の国の言葉を知りたい。学びたい。翻訳では伝わらないニュアンス的な部分でまで知りたくなる。っていうことを日々思っているので、言葉の大切さ。っていうところも多いに考えさせられた。
大切だけど、それを奪っても変えられないものは変えられない。愚かだな。
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