予備知識無しでの鑑賞だった。
なるほどね〜なかなか深い深海に潜っ
ているかのような物語に観終わった後
『はあぁ〜たまんねなぁ〜こんな人生
は‥』って思ったのが直ぐの感想で‥
でもフィクションであることが唯一救
いでもあった。
全体的にハッキリとしない描かれ方に
鑑賞者の想像に任せられているのは少
しのイラつきを覚えた。
人間の心の奥にある汚さや自衛心が誰か
を傷付け誰かに傷付けられて乗り越えら
られない高い壁を生む。それは報いなの
か?
何度も登ろうとしても落ちていく地獄に
何が見えるのか‥這い上がる先に一筋の光
すら見えない作品だった。
俳優陣の演技は十分に満喫できる。
演技力があってこその内容でもある。
個人的には生きる上で人は後悔しながらも
心の中の支えに微笑み一筋の光を目指して
生きるものだと思うから後ろ向きの内容は
好みが分かれてしまうのかな。