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ウインド・リバーの七のレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
4.5
ネイティブ・アメリカンの歴史を知らないままにこの映画を鑑賞しました。
感想を表すと「陰鬱」「闇が深い」でしょうか。澄んだ景色と真っ白い雪原は風光明媚ですが、それ故に死体や暴力シーンが一層強烈なインパクトを放ちます。居住地も極限状態かつほぼ無法地帯ですから、住人たちの悲痛さがひしひしと伝わってくる映画です。アメリカにはこうした土地があって、現在も先住民は過酷な状況下にいるのだと知ることができました。
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