カテリーナ

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのカテリーナのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Dolby atmosでの鑑賞は諦めて
時間の都合で仕方なく字幕版で鑑賞
音楽の力を信じてるので泣く泣く諦めた
でも視界いっぱいに広がるでっかいスクリーンのど真ん中でリラックスして見ることができたので満足

公開初日の午後にしては空席が目立ち
少し寂しいなぁ

『インディ・ジョーンズ』シリーズ最後の今作をジェームズ・マンゴールドが撮ると聞いて期待値が上がった
『フォードvsフェラーリ』『ローガン』等
男同士の固い絆や孤独で壮絶な闘いを描き
良い印象しかない彼が
どうやってインディを料理しそして
終わらせるのか興味津々で劇場に向かった

『レイダース/失われたアーク』や『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』を日曜洋画劇場で放送したら真っ先にTVをつけ
その他にもVHSで擦り切れるほど繰り返し
見た20代の頃が懐かしい
レイダースのカレン・アレン 魔宮の伝説のキー・ホイ・クワンやケイト・キャプショーらとのコンビネーションが絶妙で
はじめは対立してる二人が距離を縮めていく過程やショーティとインディの年齢差があってもバディ感にグッとくるし
「子供?子供が運転するの?」の金切り声を上げるウィリーに笑顔で応えるショーティが短い脚の先に紐で括った下駄が派手にアクセルを踏むシーンが良い
正に冒険活劇はこれだと身体中に染み込こませた
映画で知らず知らずに英語を覚えたのも今作からだった

『レイダース』で
満身創痍のインディがシャツを脱ぐのを手伝いながら
「痛くないところは何処なの?」
と半ギレで問いかけるマリオンがとてもキュートだった
「ここだよ」と肘を指差すインディ 
インディの肘に優しくキスをするマリオン
何とも胸が熱くなるこのシーンは
まるでデジャブのように懐かしく私の心を撫でた

ジェームズ・マンゴールドが用意した結末には数々の冒険で宝を横取りされ続けたインディにこれ以上ないご褒美が用意されていた
どんなご褒美なのかは是非劇場で確認して欲しい
今までに何度も何度も耳にした
あの、テーマ曲を聴きながら
「なーんにも思い残すことはなかー」
と劇場を後にしたのは言うまでもない。
カテリーナ

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