マリリン・モンローを2人で演じる作品。
本名であり、元のノーマ・ジーンをアシュレイ・ジャッド。
スター後のマリリン・モンローをミラ・ソルヴィーノ。
彼女の二律背反的な葛藤と悲劇にフォーカスしているため、
全編に渡って、トーンが暗く、それがラストまで続く。
ミラ・ソルヴィーノはウディ・アレンの「誘惑のアフロディーテ」
でアカデミー助演女優賞を獲って、満を持してのモンロー役だったが、
いかんせん全然似ていなくて、厳しかった。
マリリン・モンローは何度も映画化されているけれど、それだけ
時を超えて偶像視されているのだろう。
モンロー映画ではジャック・レモンと共演した「お熱いのがお好き」が
一番好き。