アルゼンチン、タンゴと来たら、見る。
「ラスト・タンゴ」というから、この映画の企画で、最後83歳と80歳のペアで踊ってもらえるかと思ったがダメだった。
二人のインタビューと、再現ダンスシーン、そのダンサーたちとの打ち合わせ、ワークショップ的なシーンに、かつての本物の二人のダンスシーンが挟まれる。
マリア中心のインタビューで、彼女の人生を辿れる。夫婦漫才もそうだけど、別れてから舞台上でもペアを組み続けるのは、精神的に辛いだろうことは想像がつく。ダンスのパートナーと実生活のパートナーと一致しないのは仕方ないかもしれないけど、なんとなく「やっぱり、男って」と思うように作られている。マリア中心に作られてるから。そしてコパスさんには妻があり娘も二人いるから。
タンゴのダンスシーン、音楽が豊富で、美しかった。
タンゴを地で行く?二人の愛と葛藤の物語だった。