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ヨーロッパ横断特急の3104のレビュー・感想・評価

ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)
4.0
難解でもましてや高尚でもなく、親切でそして可愛い。

確かに構造はいわゆる「メタ」なのだが、そのメタを親切な説明つきでひょいひょいと飛び越える軽やかさがこの映画の魅力。

運び屋×美女という設定も作品を客観視≒パロディ視するための手助けにさえなっているのでは。

マリー=フランス・ピジェの美しさ。そして横断特急の綺麗な内装(乗り込んで国境を行き来したい)。
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