エリ

シング・ストリート 未来へのうたのエリのレビュー・感想・評価

4.3
男の子たちがみんな可愛いかった。服装、変化する髪型が目を愉しませてくれる。

デヴィッド・ボウイになりたいボーイとシンディ・ローパーかマドンナになりたいガールの時代(主に髪型の印象w)に憧れがある“何もわかっちゃいない私”は、色々とデフォルメされてるのかもしれないけど、どことなく雰囲気を感じられて楽しかった。

女の子の髪の巻き巻き具合には思わず「(当時の私の)ママだわw」って突っ込んじゃったし、母もこの時代を生きていたんですね@日本w って嬉しくなったり。憧れたこの時代、私はほぼ記憶は無くとも生きていたんですな〜と感慨深くなったり。

音楽のシーンも楽しいし面白いなと思ったけど、それよりもピクニックのシーンとか、真冬の海に飛び込んでザバッと上がったふたりの真っ白な美しさとか、短い絵みたいな一コマが印象的だった。

音楽大好きな主人公のお兄ちゃん、この人がなんだか気になって気になって。役柄もあるかな?と思ったけどそれだけではない。今年『ローズの秘密の頁』で再会してコレだーー!!と大興奮。私の中の“ナイスくまちゃんで賞”を受賞しました。表情なのか?滲み出る人の良さなのか?“なんかいい!”と言いたくなる彼の演技が好きです。ジャック・レイナー氏の今後の活躍がとても楽しみです。
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