このレビューはネタバレを含みます
号外/
一体何を描きたかったのかわからなかった
第一、ただ学園祭の催し物企画のようなライブで成功?(しかもヤジられながら)っていうのが一体本当に人気があるのか??とその『設定』を疑問に思うし
バラード歌って「一旦皆退席」するのに普通に歌ったら「また戻ってくる・・」っていう描写も意味不明
「高校生だからバラード嫌い」っていうのはあんまりな偏見
本当に音楽をテーマに撮ってきた監督とは思えない、理解力のなさ
学園祭成功→ロンドンへ高跳び→自立
っていうのが
特に一般社会で成功してないのにもかかわらず飛躍しすぎだし
家族?
80s音楽の隆盛?
学校:校長への反発??
思春期特有の「あこがれのお姉さんへの恋」も御都合にしか思えない主人公の成長譚の一部として描かれていて
この作品の質の低さを如実に描いている気がしてならない
この作品で人気なロックな格好してるくせにいまだに実家暮らしの主人公兄貴の
「フィル・コリンズを聴いてる奴はモテない」
をフィル・コリンズをボーカリストとして“神”だと崇めてる俺から言わせれば
スパンダー・バレエを「かっこいい」と言う兄貴の描写には
同類だろ(爆)
と感じざろうえなかった笑