kuu

10 クローバーフィールド・レーンのkuuのレビュー・感想・評価

2.5
『10 クローバーフィールド・レーン』原題10 Cloverfield Lane.
製作年2016年。上映時間104分。

J・J・エイブラムスがプロデュースした謎のSFサスペンス。
J・J・エイブラムスもあまりにも作品を量産しすぎてるし中にはコナイなオモロないのも出来てしまうのは仕方ないかな。

恋人と別れた女性ミシェル(主人公)は車を運転中に事故に遭い、気を失う。
気が付くと見知らぬシェルターの中で目を覚まし、そこには『君を救うためにここへ連れてきた』と話す見知らぬ男がいた。
男はシェルターの外の世界はすでに滅びたと主張し、ミシェルと男の奇妙な共同生活が始まるのだが。。。

状況がわからずシェルター内に監禁(シェアハウスみたいな雰囲気の時期もある)されたら、そら怖いわなぁ。
鍵の有無に関わらず当人が出たいと云う意思に反して何らかの力を使って押し止めるのは監禁罪やわなぁ。
しかし、有事の際やしなぁ。
ミッシェルは自分を拘束した家主から大都市は何かの侵略による攻撃で壊滅して、大気は汚染され地下室にこもるしかないと聞く。
それはあながち嘘じゃないなら、何故ミッシェルはシェルターからの逃亡を早めたのか?
アホとしか云いようがない。
もう少し、状況を把握して、準備して体を鍛えてからチカラ付けてからでもえじゃないか。
ヨイジャナイカ、エイジャナイカ、エイジャーナカト御かげでよいじゃないか、何んでもよいじゃないか、おまこに紙張れ、へげたら又はれ、よいじゃないか←卑猥な唄ですが、実際えじゃないかの歌詞にあるのでお許しを!なんの話やって🙇‍♂️。
話は戻り、
チカラつけるだけの時間はあるし、雨風はしのげ以上にシェルターやし爆弾でも大丈夫そう(その割には車が通ったら響く安普請)食料もたらふくあんのやし、ホンマにミッシェルのワガママでせっかちが二人の命が失われた(監禁変態野郎は殺っちまってもええと投票結果を待たずしてもわかるけど)。
まぁ監禁男の口が臭かったのか、フェロモンが受け付けないタイプやったのか。。。
仮に、監禁野郎が男前で気が合ってたなら、このミッシェル女子の事やし、上手いこと、もう一人殺して二人でウハウハして生き延びそう。
地下室は相当前から食料や電力、水などの対策がとられたシェルターになってて、にわかに信じられない荒唐無稽な話にもキモいオッサンやし、従いたくな~いって気になったんやろけど。
野郎が仮に男前でラブラブになったら、
『シェルター・シェアハウスの中心で宇宙人に愛を叫ぶ』って題名やったかも。ナイナイ
ミッシェルならやりかねない。
まぁ監禁野郎はサイコパスは間違いないし、このストーリーを周到するなら、もうちと無視するなりして我慢できんのかいなミッシェルはん。
後半はよー分からんSFパニック映画にガラリと作風が変り、逆にトーンダウンを感じたかな。
主人公ミッシェルの行動が腹立つ作品でした。
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