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エデン、その後のmiaのレビュー・感想・評価

エデン、その後(1970年製作の映画)
3.6

🗣️ ちょっとイカれたフランス映画をたま~に観たくなる。そのイカれたものを読み解きながら鑑賞するのが更に好き。理解出来たか否かは別として(笑)

✔️ 何の繋がりも無い単語を、ひたすら述べながら始まる。エデンと呼ばれる場所で男に八方塞がりされたと思いきや担がれて服を破られ・・・?
というのは演技をしてる設定らしいけど妙な気分。
葬式のシーンとかシュールすぎて笑った。意味分からなくて大好き。この監督の作品が気になる🤔

✔️ 工場で彷徨ってると男数人が現れて、詰め寄ってくる訳じゃないけど何かおかしい。彼女を誘った男は水辺で亡くなってるけどもう一度来たら居ない。1コマ1コマが不思議な気分にさせる。後半は特に〝赤〟が特徴的。

✔️ 明け方の街が美しい。本当に少ししか映らないけど、魅力的過ぎて改めてフランス映画の良さを感じた。ところであらすじの『O嬢の物語』は以前鑑賞済みだけど、何か関連があるのかな?SMくらいしか思い付かない...。

✔️ 彼女は予知夢を見たって事なのかな。サントリーニ島みたいな所でカメラマンがいたり、何かが重なる部分もあった。最後のセリフはダッチマンを指してる?
そう考えると、どこからが夢と現実の境界線だったのか...。こういう映画は自然と映像美にもなるので好き。
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