娘を殺したのは誰だ?!
実話を基にした作品。
インドの警察がクソすぎる。
もちろん正義と真実を重んじる警察もいて、それを今は亡きイルファン・カーンが演じてます。
ちなみにちょっとしか出てこないけど奥さん役はタッブーさん。
「ジャイビーム」でもあった、上司の顔を立てるために部下たちが誰でもいいから犯人にしたてあげようとする。
そのためには証拠隠滅や捏造、証言者を脅すなど何でもあり。
もう被害者のことなんて何にも考えない。
何が恐ろしいかって、ジャイビームもこれも実話ってこと。
日本の警察も問題がないわけじゃないけど、比べてしまうとよっぽど優秀です。
それにしても地元警察のいつも紙タバコ可なんか口に含んでるのか変な喋り方するヤツがめちゃくちゃ気になる…。
実際の事件の顛末が分からないから、先がどうかるのか分からなくてハラハラ。
痛ましい事件だけど、ちゃんと"映画"として仕上げるのはさすがインド映画。
Netflixで1/31までの配信なので気になる方は是非!
以下、ネタバレあり
娘を殺したのは父親か、使用人か。
結局のところ両親が収監されて映画は終わるのでモヤモヤ。
この映画に出てきた証拠だけ見たら使用人が犯人としか思えない…。
一応この映画の後にご両親は無罪を勝ち取ったらしいけど、事件は未解決のまま。
インドには神様がいっぱいいるんだから真犯人はドゥルガーあたりに天罰喰らわせられて欲しいわ。