このレビューはネタバレを含みます
漫画家・福満しげゆきの短編「娘味」を基にしたホラーコメディー。人を殺しては料理する女と、それを幼いころから食べさせられてきた息子の姿を見つめる。
毒母×カニバリズム
題材は面白いなと思ったんですけど、主人公のミツオ役とペットショップ店員のカナ役の俳優さんの演技や台詞の棒読みが酷すぎましたね( ˊᵕˋ ;)💦
母親のキョウコ役の俳優さんは目つきとかも病んでてかなり良かったです(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
ミツオとカナの仲が急速に縮まっていくのがかなり違和感で脚本も練られてないのかなと思ったんですけど、終盤のとある展開で色々と納得しました_(:З」∠)_
最後の最後で色々な違和感をひっくり返して納得させるのは上手いと思いました!
かなりぶっ飛んでるけどねww
ミツオとカナが公園でお昼を食べているシーンで、人肉を食べることにそこまで乗り気ではないミツオがカナを見て「どんな味がするんだろう」と不意に考えてしまうところはめちゃくちゃ良かったです!!
ティモシー・シャラメが出演したカニバリズム映画「ボーンズ・アンド・オール」でも食べるという行為が究極の愛として描かれていましたが、今作でも男子高校生の異性への興味や気になる相手をもっと知りたいという欲求が、ミツオの境遇も相まって歪んだ形でポロッと出てしまった良い台詞でしたね_(:З」∠)_
結局、終盤のとある台詞、つまりダジャレを言う為だけの映画だったなと思いますww
かなりしょーもないダジャレでしたねww