メイマーツインズ

ぼくのエリ 200歳の少女のメイマーツインズのレビュー・感想・評価

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)
4.4
【名作を観ようシリーズNo.91】

《怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋》

前回レビュー作”ゾンビの中心で、愛をさけぶ〟で北欧映画のオシャレで洗練された空気感に惹かれ、スウェーデン映画のロマンス・ホラーの傑作を久々に。
”裏切りのサーカス〟のトーマス・アルフレッドソン監督作品。
ソフト所有で再鑑賞。

いじめられっ子の12歳のオスカー。隣に引っ越してきたミステリアスな少女エリと知り合う。
モールス信号で壁越しでやりとりするうちに、2人に特別な感情が芽生えていく。
エリには誰にも言えない秘密があった…。

ホラー映画というジャンルでは括れない、儚くて切ない、美しい純愛物語。
エリのオスカーへの想いが爆発する衝撃すぎるラスト‼︎

この幻想的な世界観は北欧映画だからこそ表現できると思う。
だから、ハリウッドでのリメイク作品”モールス〟はあえて観ていない。
ホラー映画が苦手な方にもオススメしたい素敵な逸品です‼︎