ユウ

1日1ドルで生活のユウのレビュー・感想・評価

1日1ドルで生活(2013年製作の映画)
3.5
ニューヨークに住んでいた若者4人が貧困のグアテマラで一日1ドルで8週間暮らすというドキュメンタリー。

1日1ドルではまず食料が足りず、彼らは栄養失調になってしまう。また、栄養が足りていないので、無気力になっていき何もやる気にならない。スタートした時から顔に覇気がなくなっていることがよくわかるのが印象的だった。

この村の子供たちの40%は小学校を卒業することができないという。それは、皆働き手として駆り出されるから。チノという少年に彼らは出会うのだが、チノは12歳の年齢で将来がどの様になるかわかっていた。


村の人々は生活か苦しいので、銀行から借り入れをしようとするが、しようにも条件が厳しく借りることは不可能。しかし、簡単に貸し付けをしてくれる団体から、村の人々は借りてそれぞれ事業や家の修理や色々投資をするらしい。簡単にお金を借りることができるという環境が貧困層にとっては希望なのではないかと彼らは語っている。

村人たちの純粋で、懐が深く、貧困でありながらも頑張っている姿を観ると、自分もこんなんではいかんな、と気持ちを引き締められる思いでした。
ユウ

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