すー

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のすーのレビュー・感想・評価

4.0
冷戦時代の共産主義者への弾圧の話。
こういう時代があったという話以上に家族の絆が描かれている映画。
妻のクレオが素晴らしい。自分も迫害を受けていてつらい立場なのに、家族を繋ぎ止めて明るく照らしてくれるまさに太陽のような存在。それでいて間違った方向にいったときは本気でいさめてくれる。最高の妻◎
ローマの休日の脚本家がこういう人だとは知らなかった。
最後のスピーチの「犯人や加害者はいない。被害者がいるだけだ。」というような言葉が胸に響いた。
すー

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