地球外生命体

あの頃エッフェル塔の下での地球外生命体のレビュー・感想・評価

あの頃エッフェル塔の下で(2015年製作の映画)
3.0
恋愛映画の金字塔『そして僕は恋をする』の名匠アルノー・デプレシャンが監督・脚本を手がけた青春ドラマ。

『そして僕は恋をする』の主人公ポールを演じた名優マチュー・アマルリックが、本作でも引き続き同名の主人公を演じる。若き日の主人公ポールとエステルには、本作が映画デビュー作となる新人俳優カンタン・ドルメールとルー・ロワ=ルコリネを抜擢。

長い海外生活を終えて故郷フランスへ戻ることになった外交官で人類学者のポールは、パスポートに問題が見つかり空港で止められてしまう。自分と同じ名前のパスポートを持つ男に共産圏のスパイ疑惑がかけられていると聞いたポールは、心の奥にしまい込んでいた青春時代の思い出を呼び起こしていく。決して平凡とは言えなかった少年時代、危険に満ちたソ連への旅、そして憧れの女性エステルとの恋。パリの大学に通うポールと故郷リールで暮らすエステルは、互いを思いながら毎日のように手紙を書きつづっていた。数十年ぶりにエステルからの手紙を読み返したポールは、ある真実に気づく。

★2015年カンヌ国際映画祭
SACD賞【監督週間】
★2015年シカゴ国際映画祭
美術賞
★2016年セザール賞
監督賞
★2016年ルミエール賞
監督賞
音楽賞
★2016年国際シネフィル協会
Best Picture Not Released in 2015

【原題/Trois souvenirs de ma jeunesse】
私の青春の3つの思い出
地球外生命体

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