こぼちゃん

アイリッシュマンのこぼちゃんのレビュー・感想・評価

アイリッシュマン(2019年製作の映画)
4.1
監督 マーティン・スコセッシ、脚本 スティーヴン・ザイリアン、原作 チャールズ・ブラントの自伝『アイリッシュマン』、実話にもとずく、ヒットマンの半世紀。

1950年代、第二次世界大戦をイタリア戦線で過ごし、復員したシーラン (ロバート・デ・ニーロ)は食肉配達のトラック運転手として生計を立てていた。ある日、シーランは地元マフィアに積荷の横流しを行う。その後、発覚して会社から訴えられるが卸し先や共犯者の名は決して明かさず、組合の弁護士の手腕で無罪。裁判後にシーランは、イタリア系マフィアの大物ラッセル・バファリーノ(ジョー・ペシ)を紹介され、やがて暗殺の仕事も任される。

ある日、シーランはラッセルから、大統領に次ぐ権力者と評された全米トラック運転手組合の委員長ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)を紹介される。ライバル組合の対処などに苦慮していたホッファは、手際よく問題を解決するシーランを気に入り、シーランは彼のチーフ・ボディガードとして重用される。さらにシーランとホッファは家族ぐるみの付き合いを始め、ペギーはホッファにかなり懐く。

暗殺の指示など、録音されてもいいように、犯罪案件には様々な隠語があるのが面白い。また、マフィアはイタリア社会の組織で、幹部になる必須条件。アイリッシュ/アイルランド人は、どんなに頑張っても、幹部にはなれない掟。

ケネディ兄弟についても、一部、触れられている。ケネディ元大統領の暗殺は、FBIや二大政党、マフィアや南部の利権、組合、ベトナム戦争反対派など、様々な憶測を呼びました。司法長官の弟も、女性問題や他の疑惑を持たれています。

ディエイジング技術は、アイリッシュマンほか、インディージョーンズやジャッキー・チェンの映画でも使用。余りの見事さにビックリ。ただ、もともと、80代なので、40-60代で登場。

有無を言わせぬ暗殺シーンが迫力がある、一方で、ジミーとは言い合いをするも仲は良く、ラッセルとは裏切れない契りがあり、苦悩するヒットマンの姿が良かったです。

デニーロとアルパチーノ、ケネディ大統領と最新技術に加点。

マフィア映画では、やはり、ゴットファザーが一番だなと感じました。故郷シチリアを思い起こすような哀愁がある音楽、地下組織でありながらも、生活苦の民衆に慕われ愛された。政治家や法王、敵対するファミリー、裏切りと栄光、復讐と愛、家族と孤独などがよく描かれています。

新型コロナ初期、トイレットペーパーとマスクが品薄で、3-6ケ月、家族で手分けして、買いに行きました。不織布マスクは社内販売で買えたのですが、トイレットペーパーは、次男が便秘気味で使用量が多く、毎週、ドキドキ😅😅😅今は毎日が天国で、何より🥰🥰🥰
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