好きな人のリコーダー舐めるのって結構なあるあるとされているけど、実際にそんなことする人は多分いない。長年これをあるあるとして扱っている社会に違和感あるの自分だけかな。
まあそれはどうでもいいんだけど、内容としては、女の子が前途した方向の性癖に目覚めちゃう感じ。話の筋書きとしては別になんてことない。オチも近代映画の傾向としては、流行りのと言っちゃなんだけど、むしろ今では無難な着地点。
少し思ったのは、ああいうナルシストの男子という不自然なキャラクターを演じるのめっちゃむずそうだったなということ。日本映画でありがちだけど、中途半端なリアル志向の演技は演技バージョンの不気味の谷現象ってのがたびたび起こる。この作品でも若干それを感じた。