ハマる短編第18弾
1933年の作品だそうです。短編ではありますが約26分の作品で、本当にこの時代に作られたのかと思うと、作り手の手間と熱意を感じる素晴らしいものでした。
少女が寝抱える犬のぬいぐるみは、あることをきっかけに心を宿します。その犬のぬいぐるみが他の人形たちと部屋の外に出る事に・・・。本作の展開や沢山の人形たちの存在がトイストーリーやクーキーを思い出させてくれます。
サイレントと思いきや一部シーンで不気味な笑い声とちょっとした台詞が出てきますので、作り手側はサイレントを意識して作られたのではないと思います。1933年の作品ですから無理もありません。笑いや一言を入れることでそのシーンにインパクトを与えたかったのかもしれません。
ラストにいわゆる夢○チ?と思われるシーン・・・。現代作品にてそんなオチで作品を終わらせてしまうと酷評されそうですが、1933年だと斬新な結末であったのかもしれません。