西川美和監督作品
冷め切った夫婦。夫は不倫状態、そんな時、妻が事故死してしまう。
モッくんのクズ夫ぷりが良かった。
最初の会話が原点にして頂点。あのギスった関係を繊細に表す脚本好き
妻を亡くしても暫く無感情な夫が切ない。
竹原ピストルのじゃない感はあったけど😅期待はそこまで裏切られず
作家って自分の世界に閉じこもりがちで、自己中のイメージがあるけど偏見じゃないかなぁ〜。あれだけ人物を繊細に表現できるから、実際の本性としてはとても優しいと思う。
永いいい訳のなかで、自分の本性は変えられないことを知った主人公。特に吃音症の方の対応の際にもう彼の性質が出ている。せっかちで、マイペース。映画としては美しくないけど、リアルな変化ですね…
小説家としては花が咲いたけど、人間としては落ちてく一方…
「愛してなんかない、これっぽっちも」