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フォエバー・フレンズのxavierのレビュー・感想・評価

フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)
4.0
ブルームの子どもの頃を演じた子役、ベット・ミドラーにそっくりだったなぁ…
サンフランシスコの海岸で2人の少女、ヒラリーとブルームは出会った。活発なブルームとおっとりとしたヒラリーは、育った家庭も性格も正反対。ひと夏の出会いから二人は文通を始め、以来30数年間もやり取りは続いていく…
ストーリーはこんな感じ。
公開当時のキャッチコピーは"男を愛するためだけに、女は生まれてきたものではありません"
まさに、その通りの内容の作品だった。
初めて出会ったのは、2人が11歳の時。
迷子になったヒラリーとブルームは出会い
ブルームがヒラリーをホテルまで送り届ける事になるのだが、途中ブルームのオーディションに付き合う事になる。
その時に歌った"輝く愛の物語"
あんな風に繋がるとは…

冒頭にも書きましたがベット・ミドラーが演じたブルームの少女の頃を演じた女の子が、兎に角そっくり!笑っちゃうぐらい
良く見つけたなぁ…って思いましたね。

先日"素顔のままで"ってドラマを観てたんだけど、ストーリーが余りにもそっくりで笑っちゃいましたね。まぁ、こっちは"恋愛"がストーリーの核になってましたけど
この作品は"友情"がストーリーの核ですもんね。ビジュアル的にはドラマの圧勝でしたが、作品としては大根役者が居なかった分、この作品の圧勝でしたね…
ベット・ミドラー…見た目は"大阪のおばちゃん"風なんだけど、歌を歌わせたら凄いエモーショナルで良いんだよね
この作品でもオープニングのドリフターズの"渚のボードウォーク"から、もう心は掴まれます。役どころとしてもブロードウェイに進出するほどの舞台女優って事もあり歌唱シーンもありますしね。
でも、何と言っても素晴らしいのは、この作品の主題歌"Wind Beneath My Wing(愛は翼に乗って)"!
この曲が好きで映画を観てみたんですよ
ホント、作品のいい所で流れてくるんですよ。特に海辺のシーンは泣けましたね…

ストーリーの方も、時には一緒に暮らすぐらい仲のいい時期もあれば、お互いの幸せや成功を妬んだり。大ゲンカをしたりする事もあるけど、深い友情で結ばれている…
そんな2人が素敵でした。
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