たけちゃん

プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムスのたけちゃんのレビュー・感想・評価

5.0
アップタウンへようこそ!


監督プリンス 1987年製作
主演プリンス


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
昨日、6月7日は僕が愛してやまないプリンス殿下の誕生日。生きていれば61歳になりました\(^o^)/

いやぁ、1日過ぎてしまった。
昨日、週末だったんで、仕事帰りに「GODZILLA KoM」と「アラジン」の4DXダブルヘッダーしたら、帰宅が12時近く、寝てしまった(笑)。殿下、ゴメンなさいm(_ _)m



殿下は3年前の2016年4月21日に亡くなったんだけど、あの時はマイケルに続いてプリンスまで、って思ったよね~( ᵕ_ᵕ̩̩ )

僕が殿下に出会ったのは、アルバム「1999(1982)」です。多分、MTVだと思うんだけど、僕はまだまだロック少年だったので、ふ~んって感じでした。僕には殿下は早過ぎた!

僕のブラックミュージック歴は、まずEARTH, WIND & FIRE。
アースは中3くらいで聴き始めたから早かったよね。まだ、ブラックミュージックとか、全然分かってなかった。
そして、高校でマイケルです。
「Off The Wall(1979)」で、どっぷりとハマり始めました。高校生でしたから、ディスコブームの影響もあったなぁ。少しずつ黒いノリにハマり始めた( ˘ ˘ )ウンウン

で、殿下に会った時は、もう大学生で、けっこう遅れて出会ったんです。でも、衝撃的でした~。ビートルズ以来の感覚。僕の音楽感を完全にイノベートしてくれました。そこからは全てリアタイ。「1999」に続き発表された「パープル・レイン(1984)」の世界的大ヒットで、一般にも知られるようになりましたよね。
僕は殿下の影響でミネアポリス・ファンクにもハマり、ザ・タイムや他のレボリューションメンバーのアルバムなんかも聴き漁りました(๑¯∇¯๑)ハハハ

殿下のアルバムは全て持ってますが、そんな殿下の作品の中でも、僕が最高傑作として疑わないのが「サイン・☮・ザ・タイムズ」です。衝撃でした!
「パープル・レイン」以降の「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」「パレード」なんかも良かったんだけど、突然、バンドのレボリューションを解散し、ソロでアルバムを作りました。
元々、プリンスって、全ての楽器が演奏できるマルチプレイヤーとして知られていたんですが、今作がその真骨頂。
特に驚いたのはベースですね。
R&Bって、基本がダンスミュージックだとも思うので、跳ねるビートというかベースサウンドって重要だと思うんだけど、今作はそのベースが無い。にも関わらず、めっちゃ跳ねるんだよねぇ。「Housequake」や「Hot Thing」のカッコイイことったら、ないわ( ˘ ˘ )ウンウン
めちゃめちゃ黒い( •̀ω•́ )و✧
そして、なおかつ、ここ3作の中で1番ポップ。
このイノベーティブでありポピュラリティも合わせ持つ今作は、本当に凄いです!

この後のアルバムもそれぞれに好きなんだけど、捨て曲無しで、全てが素晴らしいこのアルバム。興味があれば、ぜひ聴いてください\(^o^)/



さて、映画です。
今作は、その「サイン・☮・ザ・タイムズ」のライブを映像作品としてまとめたもの。最高のライブパフォーマーでもあるプリンス殿下とその仲間たちによる、殿下絶頂期のライブは、これまた凄まじい!

オープニング、シーラ・Eと思われるドラミングの音の中、寸劇が行われる。
そして、ライブがスタート!


1. Sign O' The Times
プリンスって、その行動やジャケットの写真でキワモノっぽい印象ですが、ミュージシャンとして途轍もなく優秀なんです。
特に、ギター🎸
ギタリストとしてのプリンスの凄さは、僕は個人的に、ジミ・ヘンドリックスの再来と思うほど。
オープニングはそのプリンス殿下の1人ギター。
ちょっとトーキング・ヘッズ感も感じる(ˆωˆ )フフフ…

その後、メンバー登場。
このメンバーがドラミングして登場する演出、好きだなぁ。後に、ドリカムがやってましたよね。
サイコーのスタート( ˘ ˘ )ウンウン


2. Play In The Sunshine
一気に会場はディスコ会場へ!
サイコーのアップナンバー。
サンキュ~!


3. Little Red Corbett
そこから一転。
名曲!
アルバム「1999」収録の珠玉のバラード。
このライブ中、唯一の過去作。


4. Housequake
初めて聴いた時は、そのビートに痺れましたよね~。
ライブではシーラ・Eの生ドラムに変わっての演奏。
バンドサウンドでもサイコー!
ダチョウ倶楽部のように跳ねます(≧∇≦)


5. Slow Love
ここでタイトル通りのスローナンバー。
殿下のスローは粘っこくて、エロい(笑)


6. I Could Never Take The Place Of Your Man
オープニングに繋がる怪しいムードの寸劇あり。
でも、打って変わってのポップな曲調に、殿下のセンスが光ります( •̀ω•́ )و✧


7. Hot Thing
このアゲアゲ感は凄い。
そして、殿下が踊る踊る。
マイケルとは違う意味で、踊りもキレッキレね。


8. Now's The Time
バックメンバーのコーナー。
特に、シーラ・Eの凄まじいドラミングが観られるシーラファン必見の1曲。


9. U Got The Look
やった!
ちゃんとシーナ・イーストンがいる\(^o^)/
この曲でシーナとデュエットした殿下は素晴らしいなぁ。


10. If I Was Your Girlfriend
この曲のビートが大好きなんだよねぇ。
大ヒット曲「ビートに抱かれて」と同様の重いビートは病みつきになります( ˘ ˘ )ウンウン


11. Forever In My Life
前曲に続いて、ドラムによる重いビートに導かれて始まる。会場は客の持つライターで演出。
あぁ、その場にいたかったなぁ~。
アコギを弾く殿下がカッコよくてね~。
ボーカリストとしての殿下の上手さも光ります!
最後は黒人教会でのゴスペルパフォーマンスのよう。


12. It's Gonna Be A Beautiful Night
この曲のコール&レスポンスが大好きよ。
殿下のファルセットも素晴らしい。
そして、途中から殿下はドラムを叩きます\(^o^)/
シーラ・E姐さんの胸が気になって……(笑)


13. The Cross
ラストナンバーは、これまた最高のバラード。
この曲もすごく好きなんです。
殿下って、こういうしぶーいBLUESナンバーの名曲があるんです。



はぁ、素晴らしいライブでした!
1日遅れましたが、殿下、Happybirthday!!!
実は僕も今日の夜は趣味のバンドのライブです。
頑張ります( •̀ω•́ )و✧