ま

クズとブスとゲスのまのレビュー・感想・評価

クズとブスとゲス(2014年製作の映画)
3.1
タイトルとジャケットのクセが凄すぎて気になった。
後から知ったのですが、このスキンヘッドの人が監督だったんですね…
まさに体当たりな演技でした。

男がタイトル通りクズでブスでゲス過ぎる。スキンヘッドに鼻ピアス、クスリに酒に暴力にレイプに親不孝。金の為なら手段も選ばない。

そんな外道がヤクザの店の女に手を出してしまい金をゆすられ金を工面するために色々やる話。

マイナー映画なのでもっとチープなのかと思いきやストーリーも演技もしっかりしていた。登場人物も少ないけど皆それぞれにキャラクターがあり印象的だったところが良かった。登場人物に明確な名前(役名)がないというところも面白い。

現実社会で苦悩する姿や悪の道から足を洗えない男達を描いていて俳優もそこまで名のしれてない人たちが演じていることでリアルに映った。

欲を言うとあと30~40分短くても良いんじゃないかと思った。
日本のヴァイオレンス映画やアウトローが好きならオススメ。
ま