5時間17分もある濱口竜介監督『ハッピーアワー』を、スキマ時間に観ていて、ようやく見終わった。
長かったけど、緊張感を持って見入ってしまうシーンも多くあって良かった。ワークショップ、クソ夫コウヘイ、お茶、クソ夫ヨシヒコ、クソ夫タクヤ、フェリー出航。
Part2が良かった。
映画的な主役は四人組の女性たちなのだけど、テーマ的な主役はそれぞれの(元)夫たち。夫たちは妻を大切に思っているのに、カスみたいなコミュニケーションを取って大切にしない。そして気づいた時には遅く、それらは失われてしまっていて、もう取り戻せない。
カサヴェテス『ハズバンズ』は観たことない。
カサヴェテス何作か観たことあるはずなのに内容をほとんど何も覚えてない。折りがあればまた観たいなと思った。
以下、視聴時メモ
3/20
Part1 ワークショップの打ち上げまで
ハネケやん。しらんけど。
ほーほーって見てたら、ワークショップのシーンからうむむむこれはえらい映画だぞとなってきた。
3/30
Part2 神戸港からのフェリー出航まで
ジュンの旦那が村上春樹の小説に出てくる悪いやつみたいでいい。
相変わらずすごい。とにかく緊張感がすごい。
神戸いいなあ。
Part3 3\31 見終わった。
ちょっとPart2が良すぎたのか尻すぼみ感。
おそらく見直すことはないだろうけど、おもしろい体験をさせてくれたから良かった。
見終わった後制作全体や脚本執筆の経緯を知ったけど,変なことやってるなぁ。
あと朗読会の観客のコメンテーターおばちゃんまじで演技力すごいな。
ウカイさんと同じくらいの怪演。