内臓マン

残穢 住んではいけない部屋の内臓マンのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

大好き。
ホラーの短編読んでたら、最終的に全部繋がっちゃったみたいな感じ。
歴史の重みに殺される。嫌すぎる。

ある大きな事件がまた大きな事件を呼び、そして生まれた小さなものたちが未来永劫重なり続け、人間を縛り続ける。
本作はこのように穢れが分化していく構造が新しいなと。
大きな汚れは落としても落としても取れない。
しかし小さな汚れは少し払っただけで取れてしまうのでは?
そういった自然な流れを差し置いて、わざわざ自分から汚れ作りに行くもんじゃないよ!
って言われた気がしたのでこれからの人生慎重に生きていきたいと思いました。なんちゃて。

いや気になるもんは気になるよねえ…!
うん…!
だってこの映画面白すぎるもん…!
こんな壮大なホラーは初めてだよ…!

役者陣が全員良すぎました。
竹内結子さんのナレーション落ち着く。橋本愛ちゃんも可愛いし。

ばんっとかどんっとか無くてそういう面ではすごく見やすい。が、
鑑賞中鑑賞後は頭が穢れに支配されるので、ありもしない知らない人の気配を感じること間違いなし。
(現に私も背中に視線を感じる状態でレビューしてます)
音楽も凄く没入感のある和な音。
今見たらこれ和楽器バンドなんやすげえ。
そして昔の新聞とかの画像ってなんでこんな怖いんでしょうね。
毎年おばあちゃん家行く度に思い出しそうなんですが。

ちょっとこれは原作が読みたいかもなああ。
私のホラー魂に火をつけたね!
受けて立つぜ!残穢!
内臓マン

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