このレビューはネタバレを含みます
15歳女子の揺れ動く感情を赤裸々に描く作品。
母親の彼氏と関係を描く前半は、主演のベル・パウリーの演技が素晴らしいだけに真に迫りすぎて、どんどん辛くなっていってしまった。
「リトル・ビッグ・ライズ」のクズっぷりが印象的だったアレクサンダー・スカルスガルドは、この頃からクズ男役が板についていて流石だった。
ミニーが劇中で描く絵が独特で、この作品の雰囲気にマッチしているし、この絵が実写部分に広がっていく演出は可愛くて好きだな。
観終わった後に気づいたけど、監督は「ある女流作家の罪と罰」のマリエル・ヘラーだったのね。