このレビューはネタバレを含みます
♨旦那が蒸発したことで休業となっていた銭湯を持つが、今はパートの双葉。ある日、仕事中に倒れ、余命2ヶ月の末期がんだと申告される。死ぬ前にやりたいこととして、失踪した旦那を連れ戻し銭湯を再開させること、気が弱い娘の独り立ちを手伝うことなど、次々実行していく♨
余命系は結構シンプルすぎて響かん作品もある中これは最後まで良かったです。 出てくる人物全員に泣ける。 宮沢りえが完璧に完璧な母親役を演じてました。
この映画を半分少しまで見てから「お母ちゃんの遺伝子少し入っとった」のセリフがグッとくる。 それでうんうん風に受け止める双葉も良い。
伏線も何個かあって、手話とかエジプトの話とか特に泣けた。
松坂桃李がチョイ役なのかと思ったら意外とそうではなく、しっかり役目があり最後まで良い奴でした。 オダギリジョーとの相性も良さそうに見えた